コーヒー本来の味と香りを引き出す水の選び方とは

コーヒーの約99%は水分が占めているため、使用する水の品質はコーヒーが本来持つ味や風味を引き出すうえで非常に重要な要素となります。しかしながら、おいしいコーヒーを淹れるためには、ただ品質の優れた水を使用すればよいというわけではなく、コーヒー豆の焙煎方法や水の種類、温度など、さまざまな要素にこだわらなければなりません。

ここでは、コーヒーが本来持つ味や風味を最大限に引き出すために知っておくべき、「焙煎方法」「温度」「種類」について解説すると同時に、水道水を使用しておいしいコーヒーを淹れる方法もご紹介します。

焙煎方法

コーヒーの味や香りは、使用する水によって左右されますが、一方で豆の品質はその焙煎方法によっても大きく左右されます。そのため、おいしいコーヒーを淹れるためには、豆の焙煎方法の違いと各々の味香りの特徴についても熟知しておく必要があるのです。

豆の焙煎方法の違いは!?

焙煎方法は全部で4種類

焙煎方法の分類の仕方は国によって異なります。例えば、アメリカでは全部で11種類にまで細分化することが当たり前となっているのです。一方で日本の場合、焙煎方法は4種類に分類するのが一般的となっており、各々のカテゴリーには主に2種類の豆が割り当てられます。

浅煎り
浅煎りにはライトローストとシナモンローストという2種類の豆が該当します。この2種類は加熱時間が短く、その味は苦みが少なく酸味が強いのが特徴です。また、浅煎りの豆は市販品が少ないため、あまり知名度は高くないという特徴もあります。
中煎り
中煎りにはミディアムローストとハイローストの2種類の豆が分類されます。このうちミディアムローストは、浅煎りに比べて酸味が弱く、コーヒー特有の香りも、若干ではあるものの出てきます。一方で苦みは浅煎りよりは強いものの、コーヒーらしいといえるほどの強さはありません。
ハイローストはミディアムローストに比べて加熱時間がさらに長く、酸味と苦みのバランスがよくなります。また、若干の甘味が生じる点は浅煎りやミディアムローストとの大きな違いといえるでしょう。
中深煎り
中煎りよりもさらに長い時間加熱した豆を中深煎りと呼び、シティローストとフルシティローストの2種類が該当します。
このうちシティローストは酸味と苦みのバランスがよくコクも強くなることから日本では最も一般的な豆となっており、市販品の中でも特に多いのが特徴です。
一方でフルシティローストはシティローストよりも酸味が若干弱くなり、その分苦みが強調されるため、エスプレッソなどで使用されるケースが多いという特徴もあります。
深煎り
深煎りにはフレンチローストとイタリアンローストの2種類が該当します。この2種類は苦みが特に強く酸味が少ないという特徴があり、好みは分かれるものの、愛飲者も決して少なくありません。

このようにコーヒーの味や香りは、使用する豆の種類によって大きく異なるため、その焙煎方法と各々の特徴の違いを熟知し、自身の好みにあったものを見つけてくこともまた、おいしいコーヒーを淹れる上で重要となります。

温度

コーヒーを淹れる際には沸騰させたお湯をそのまま使用し、熱々の状態で飲むのが好きだという方も多いかもしれません。しかしながら、コーヒーは使用する豆の種類によって適切なお湯の温度が異なるため、よりおいしく淹れたいのであれば使用する豆に合った温度を熟知しておく必要があります。

適切なお湯の温度は!?

続いては、豆の中でも特に一般的な3種類に関して、各々に対して適切なお湯の温度について解説します。

中煎り
酸味と苦みが強すぎず、バランスもよい中煎りに該当するミディアムローストとハイローストは、使用するお湯の温度が高すぎると油脂分が過剰に抽出されてしまい、味や香りが損なわれてしまう場合があるのです。
そのため、中煎りの豆を使用してコーヒーを淹れる際には、84℃~86℃程度の沸騰する一歩手前のお湯を使用し、中煎り特有の酸味と苦みが損なわれないようにする必要があります。
中深煎り
中深煎りに該当するシティローストとフルシティローストの2種類には、苦み、酸味のバランスがよいという中煎りと似た特徴がある一方、焙煎時間が長い分深いコクがあり、中煎りとは異なる魅力もあります。
中深煎りならではのコクには、温度の高すぎるお湯を注いでしまうと損なわれてしまうのが特徴です。そのため、中深煎りの豆を使用してコーヒーを淹れる際には、80℃~83℃程度のお湯を使用するようにし、味や風味を構成する豆の成分を抽出するため、お湯を注いでから数分放置する必要もあります。
深煎り
フレンチローストとイタリアンローストの2種類が該当する深煎りの豆は、焙煎時間が長く、強い苦みが特徴的です。しかしながら、深煎りの場合は、温度の高すぎるお湯を注いでしまうと苦みが強調されすぎてしまうという特徴もあります。
そのため、深煎りの豆を使用してコーヒーを淹れる際には75℃~79℃程度のお湯を使用する必要があります。また、深煎りの場合も味や香りを構成する成分が抽出されるまでには一定の時間がかかるため、お湯を注いでから一定時間放置すると、よりおいしいコーヒーが淹れられるのです。

このように、コーヒーを淹れる際に使用するお湯の適温は、使用する豆の種類によって大きく異なります。また、適温を守ると同時に放置時間も守らなければならない場合もあるため、豆の種類ごとの適切な淹れ方を十分に把握しておくようにしましょう。

軟水と硬水

水は含まれるミネラル分の量によって軟水と硬水に分類できます。これら2種類は飲んだときに喉で感じる感触などにも違いがあることから、コーヒーの味や香りにも大きな影響を及ぼしてしまうのです。

軟水硬水とコーヒーの相性

続いては硬度が異なるこれら2種類に関して、各々のコーヒーとの相性について解説していきます。

軟水とコーヒーの相性

ミネラル分の含有量が1ℓあたり100mg以下のものを軟水と呼びます。日本ではほとんどの地域で水道から出るのは軟水であるため、よりなじみ深い存在といえるでしょう。

軟水には飲んだときに喉に違和感を覚えることが少ないため、比較的飲みやすいという特徴があります。一方で、軟水には豆に含まれる苦み成分が、溶け出しにくいという特徴もあるため、コクのある苦みが特徴的な、深煎りのフレンチローストやイタリアンローストの場合、苦みが十分に表れず、そのバランスが崩れてしまう場合があります。そのため、これらの深煎りの豆に対して軟水は不向きであるといわざるを得ません。

しかしながら、軟水には豆のまろやかさが表れやすいという特徴もあるため、中煎りや中深煎りの豆には軟水のほうが適しているということができます。

硬水とコーヒーの相性

ミネラル分の含有量が1ℓあたり100mg以上のものを硬水と呼びます。硬水は飲んだときに喉に違和感を覚える場合もあるため「硬い」という表現をされる場合もあります。

硬水に多く含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分には苦みを引き出しやすいという特徴もあります。そのため、特に強い苦みが特徴的な深煎りのフレンチローストやイタリアンローストの場合、その魅力を存分に堪能することが可能です。

一方で中煎りや中深煎りの豆の場合、苦みのもととなる成分が過剰に抽出されてしまうため、その分酸味やまろやかさが消えてしまうのも考えられます。

このように含有されるミネラル分の量はコーヒーの味や香りにも大きな影響を与えるため、自身の好みに合った豆を使用する際には、それに合った硬度の水を用意するのがおすすめです。

水道水でおいしくコーヒーを淹れるには

コーヒーを頻繁に飲むという方の中には、使用する豆を変えるたびに硬度の異なる水を使用するのは難しく、結局はいつも水道水を使用してしまうという方も多いかもしれません。続いては水道水を使用することを前提としておいしいコーヒーを淹れるために押さえておくべきポイントについて解説します。

水道水でおいしいコーヒーを淹れるためのポイント

水道水のほとんどは軟水

一部地域を除き、日本国内のほとんどの地域で飲むことができる水道水は軟水となっています。ミネラル分の少ない軟水には、苦みが溶け出しづらく、酸味やまろやかさが溶け出しやすいという特徴があるため、酸味とまろやかさが特徴的な中煎りや中深煎りの豆を使用してコーヒーを淹れる際に使用する水として水道水は適しているということができます。一方でコクのある苦みが特徴的な深煎りの豆の場合、十分苦み成分が抽出されない理由などから、軟水である水道水は適していません。

塩素とカルキ臭に注意

水道水には殺菌・消毒を目的として投入される塩素が微量ではあるものの、残留しています。その量は人体に対して、即座に悪影響が及ぶほどのものではありませんが、塩素が有機物と化合すると発がん性物質が発生するため、日常的にそのままの状態で口にすることは避けるべきです。

また、塩素はカルキ臭と呼ばれる独特の刺激臭を発生させる原因にもなります。この刺激臭はコーヒーの豊潤な香りにも大きな悪影響を与えるため、水道水をそのままコーヒーを淹れる際に、使用することは避けたほうがよいでしょう。

このカルキ臭を除去するためには、その原因である塩素を除去する必要があります。塩素は沸騰させると大方除去できるため、コーヒーを水道水で淹れる際には、一度沸騰させてから、適温まで冷まして使用するようにするのがおすすめです。

汲み置きはNG

塩素は、空気に触れたり、日光にあてたりすることで除去できるため、一度容器に汲んで、一定時間放置してからコーヒーを淹れる際に使用するという方も少なくないようです。

しかしながら、水は空気に触れることで徐々にその品質が悪化し、場合によっては腐敗臭などが発生してしまうケースもあります。そのため、カルキ臭の除去はできても、コーヒーの香りや味を損なってしまうことに変わりはないため、この方法はあまりおすすめできません。

このように、コーヒーには使用する水の品質や硬度によって味や香りが変化するというデリケートな一面もあります。そのため、コーヒーを淹れる際に水道水を使用するには、塩素やカルキ臭の除去などを目的とした適切な処理が必要です。

水道水でコーヒーを淹れるには水道直結型ウォーターサーバーもおすすめ

ウォーターサーバーの水はその品質も高く、コーヒーを淹れる際に使用する水としても基本的には適しています。特に、水道直結型ウォーターサーバーにはコーヒーを淹れる際に使用するサーバーとしても適している特徴が多く存在するのです。続いては、水道直結型ウォーターサーバーがコーヒーを淹れる際に使用する、サーバーとして適している理由について解説します。

「CoolQoo」(クール・クー)

水道直結型ウォーターサーバーの特徴

水道直結型ウォーターサーバーは、その名のとおり水道に直結して使用します。サーバー内には高度なろ過機能が搭載されており、それを利用して水道水をろ過することで塩素をはじめとした不純物の除去が可能です。

一方で、水道直結型ウォーターサーバーは一般的なボトル型ウォーターサーバーと比較して、その普及率が低いという特徴もあり、そのメリットはあまり知られていません。

コーヒーを淹れる際に得られるメリット

水道直結型ウォーターサーバーに使用される水は水道水であることから軟水に該当します。そのため、上述したとおり、最もオーソドックスなコーヒー豆である中煎りや中深煎りとの相性がよく、程よい酸味とまろやかさを堪能できます。また、高度なろ過機能によって塩素を除去することにより、カルキ臭も除去されることから、コーヒー本来の香りを楽しむのも可能となります。

一方で最近では熱湯の給水機能が搭載された水道直結型ウォーターサーバーも多くなっており、この機能を利用すれば、いつでも90℃近い熱湯を出すことが可能となっているのです。そのため、冷水機能との併用により、温度調節を行えば、豆の種類に合った温度のお湯を使用してコーヒーを淹れることもできます。

このように水道直結型ウォーターサーバーにはコーヒーを淹れる際に大きな威力を発揮する機能が搭載されており、幅広く活用することが可能です。

一方で、現時点では水道直結型ウォーターサーバーを取り扱っている業者は決して多くはなく、見つけづらいというデメリットも存在します。ここでは、最後に水道直結型ウォーターサーバーを取り扱っている業者をランキング形式でご紹介しますので、ぜひサーバー導入を検討する際の参考にしてみてください。

水道直結型(ボトルレス)ウォーターサーバーおすすめランキング

水道直結型(ボトルレス)のウォーターサーバーを比較し、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。さまざまな側面から比較して、もっともニーズに合ったウォーターサーバーを選んでみてください。

1位 COOL QOO(クールクー)

COOL QOO(クールクー)  >>公式サイトはこちら
初期費用4,200円(税別)~
月額費用4,200円(税別)~
電気代月800円ほど
メンテナンス代年1回(無料)
解約金ご契約から36ヶ月以内の早期解約の場合には、早期解約手数料として1年以内30,000円(税別)、2年以内20,000円(税別)、3年以内10,000円(税別)がかかります。37ヶ月目以降/36ヶ月を超えてお使いいただいた場合には、早期解約手数料はかかりません。

撤去費用は、10,000円(税別)となっております。

水道直結型の「COOL QOO(クールクー)」は、大規模工場のろ過システムを採用した、小型のウォーターサーバーです。

定額のサーバー代だけで、しっかりとろ過された水を自由に飲むことができます。年に一度の有人メンテナンスも実施。逆浸透膜を使用したろ過システムが、放射性物質まで除去します。

不純物をほぼ100%除去でき、海水も牛乳もピュアウォーターになる、世界最高峰技術のフィルターを取り付けるROろ過システムなので、安心してご利用頂けます! ピュアウォーターなので、コーヒーもいつもと違って、コーヒー本来の味と香りを楽しむことができるでしょう。

また、現在、お友達紹介キャンペーンなどもありますので、お得に利用できるチャンスとなっています。

2位 ピュアウェーブ

ピュアウェーブ
初期費用無料
月額費用4,200円(税別)
電気代月1,000円ほど
メンテナンス代無料
解約金3年以内に解約の場合は違約金が発生

「ピュアウェーブ」は、簡単に設置できる水道直結型のウォーターサーバーです。

水道に分岐具を取りつけて、そこから給水するため、難しい工事の必要がないのが特徴となっています。フィルター交換もワンタッチで行えるため、社内で交換するときにも困りません。ROフィルターでろ過された安心して飲めるお水を、定額で利用できます。

3位 楽水(らくみず)

楽水(らくみず)
初期費用無料
月額費用4,250円(税別)
電気代月1,000円ほど
メンテナンス代無料
解約金3年以内に解約の場合は、残り契約月数×レンタル料の40パーセントの違約金が発生

「楽水(らくみず)」は、水道直結型(ボトルレス)のウォーターサーバーです。

さまざまな料金プランが用意されているのが魅力で、ニーズに合わせて料金を比較検討できます。「お手軽プラン」ではサーバー代3,500円で初回設置工事費18,000円がかかりますが、「工事費無料プラン」ではサーバー代4,250円で初回設置工事費無料となっています。

買取プランも用意されていますから、必要に応じてプランを選んでみてください。

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